かつての敵が味方に成る: 反イスラム教徒のオランダの政治家がイスラム教に改宗
オランダ議会 2013 ある研究結果によると、 反ユダヤ主義と 同性愛嫌悪の暴力と モロッコ人の間の激しさ この悲哀の原因は イスラムです! 政府に呼びかけます イスラムに対する弱気で政治的に正しい態度を放棄することを! この邪悪な思想の悪影響を認めて 私は政府に、出来るだけイスラム教を オランダから排除するように要請します。 あれが私の過去の発言です。 これが現在の私です。 私は既に極右政党のメンバーではありません。 皮肉にも、私を極右に参加させた要因と、私を去らせた要因は同じでした。 それはイスラム教でした。 以下は私の改宗ストーリーです。 なぜ 極右政党を去ったのか ジョラム・ヴァン・クラベレン 私の名前はジョラム・ヴァン・クラベレンで、ヘルト・ウィルダーズの反イスラム国家主義の自由党を代表する、オランダ議会の前議員です。 長年の間、イスラム教と戦う為に持っていた全てを捧げました。 私はオランダにある全てのイスラム宗教学校を閉鎖するための法律を作ろうとしました。 モスクを閉鎖して、クルアーンを禁止して、オランダから一斉にイスラム教を禁止しようとしました。 オランダ人の政治家として、私は可能な限りのあらゆる方法で、イスラム教に反対しました。 それから、2017年に、私は議会を去り、ようやく、反イスラムの本を書きたいという、長い間の願望を成し遂げる時間ができました。 私は、政治家としてイスラム教に持った異議の全てに対する、決定的で理論的な基盤を言及する本が欲しかったのです。 私の本は、 「イスラム教は、ヨーロッパやアメリカ、西洋、更には、広い世界全体への脅威である」という明確な結論でイスラム教に関する論争を解決した。 この本を書く前の私のイスラムへの恐怖心は、私が育った保守的なプロテスタントの環境によって影響されました。それは他の宗教、特にイスラム教は、漫然で間違っているとみなされているというものでした。 私は、イスラム国家の歴史的な衝突の結果、ヨーロッパの人々が持つイスラムに対する文化的な嫌悪にも影響されました。 そして、大学で宗教の比較について勉強していた頃に経験した恐れと心配が私の意見を形成しました。 偶然にも、大学での私の研究は、2001年9月11日に始まりました。 多くの事件は、悲しいことにヨーロッパ内外で、起きています。コラムニストであるテル・ファクロスの殺人から、誘拐、反ユダヤ教の脅威とその道を辿る断罪、自爆攻撃、ISISによるカリファの宣言などがある。 更には、オランダ出身のイスラム教徒が、ジハード戦士としてシリアに渡りました。 この出来事で、私はイスラム教に対する否定的な印象を再確認し、その印象を深め、ウィルダーズの政党に参加する動機となりました。 私は、これまで何処にいても、イスラム教と戦われなければならないと思っていました。 しかし、本を書き始めると、自分にあった考えを覆す情報に出会いました。 私は、多くの東洋学者、極右の欧米人そしてイスラム過激派さえ、イスラムの歴史にほとんどあるいはまったく基礎知識を持っていないということを知りました。 私の研究は、政治活動の間伝えてきた事柄と、非常に異なった内容と解釈を示しました。 イスラム教の本来のイメージが、私の中で少しずつ広がりました。 より詳細な情報を捜す為に、私はケンブリッジ大学のアブドゥル・ハキーム・ミュラッド教授を含むイスラム教の様々な大学の権威者に手紙を書きました。 彼は、いろいろな学者や本を指し示しました。そしてそれらの影響で、今回はもっと深く読みたいと思うようになりました。 順々に、イスラム教に対する私の異論は、消えました。 イスラム教は、もはや暴力や憎悪や反ユダヤ主義、または女性や無信仰者を劣った人間と見下したり、民主主義に反抗する宗教ではありませんでした。 ゆっくりと、私のイスラム教へのイメージが、変わっていきました。 さらに、私が持っていたキリスト教に対するの質問、特定の信仰(例えば三位一体、キリストと原罪の犠牲)について、驚くほど満足な答えもイスラム教から受けられました。 私がイスラム教について学んでいた事すべては、私の本の研究に影響し、それが個人的に神を探し求める特徴へと向かい始めました。 この検索の間、預言者ムハンマドと言う人に対しての質問が最も多くあげられました。 どのような人でしたか?詐欺師?反キリスト?または、イスラム教徒が信じるように、本当に彼は最後の預言者でしたか? 私は、再び彼の人生について読み始めました。 しかし、今回偏見はありません。 そして、私は特別な人以上のもの、ほとんど超自然的な忍耐、気づかい、愛、導き、そしてそれら全てを彼の神と正義の任務へ献身する様を見ました。 私は、旧約聖書の預言者達とこの人物を比較した時、この人に対して、また彼が預言者と言うことに対しての議論は消えました。 実際、私はその時ようやく、19世紀の歴史家トーマス・カーライルが書いた以下の内容を理解しました。 「これらの嘘、つまり、この人[ムハンマド]の周囲に積み上げられた善意のある熱意は、私達にとって不名誉なだけである。」:トーマス・カーライルによる英雄および英雄崇拝 すべての過激的なイデオロギーのように、極右も有害です。 それは、すべての意味合いをはぎ取ってしまい、本当の問題に虚偽で答え、そして、それは敵ではないはずのイスラム教と戦います。 本当の敵は、人情のなさと無知で、偉大な哲学者のソクラテスがすでに述べたように 「では読み、勉強し、学びましょう。」 …